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福山市鞆の浦と大分県杵築が重要伝統的建造物群保存地区へ、文化審議会文化財分科会が答申
2017年10月20日、文化審議会文化財分科会が、新たに2地区の重要伝統的建造物群保存地区選定を文部科学大臣に答申した。今回選定されたのは、広島県福山市鞆町伝統的建造物群保存地区と大分県杵築市南台・北台伝統的建造物群保存地区。いずれも、早くから候補にあがっていたが、道路拡幅や埋め立て架橋などの問題があり、それらを乗り越えて選定にこぎつけた。とくに鞆の浦は、全国町並みゼミの各地からの報告で毎回とりあげられ、全国の仲間がその行方を固唾を飲んで見守っていた。改めて地元からの報告を掲載ずるので、しばらくお待ちください。なお、今回の選定で重要伝統的建造物群保存地区は117地区となった。