
2024年は全国町並み保存連盟の設立50周年。歴史まちづくりのいっそうの発展と定着をめざし、今年の活動に取り組みます
全国町並み保存連盟は、1974(昭和49)年、「有松まちづくりの会」「今井町を保存する会」「妻籠を愛する会」という3つの住民団体が集まって結成されました(正確には、その時の名称は「町並み保存連盟」。その後仲間が増え翌年「全国町並み保存連盟」へ改称しました)。2024(令和6...
福川裕一
2024年1月21日

インタビュー・シリーズ❸ Uターンした施設開発のプロが、当事者としてまちづくりに取り組みはじめた:若狭熊川の宮本哲男さん、永江寿夫さん、時岡壮太さん
各地で歴史まちづくりに取り組む方々へのインタビュー・シリーズの3回目。全国町並み保存連盟では「集落・町並み憲章」の解説本の作成をあたり、18ある節のそれぞれに、もっともふさわしい活動をされている団体へのインタビューを載せるという方針で編集を進めています。解説本では、原稿量も...
福川裕一
2023年10月20日


八女福島のまちづくり30年の歩みをふり返って/「作事組全国協議会2022八女福島シンポジウム&まちなみフォーラム福岡」記録
八女福島の北島力さんから、新しい記事「八女福島のまちづくり30年の歩みをふり返って」をいただいた。八女福島は、昨年(2022年)、重要伝統的建造物群保存地区選定20周年を迎え、10月22〜23日に「第7回作事組全国協議会2022八女福島シンポジウム&第8回まちなみフォーラム...
北島力
2023年7月21日


谷中まちあるき/小樽プレゼミ/総会/八島花まちあるき これからの歴史まちづくりを考えた二日間
今年度の全国町並み保存連盟総会にあわせて企画されたイベントは、いずれも、これからの歴史まちづくりを考える上で、とても興味深いものだった。 総会の前日6月3日(土)は、10月に小樽で開催される第46回全国町並みゼミ小樽大会のプレイベントとして、谷中のまち歩きのあと、ズバリ「...
福川裕一
2023年7月12日


川越『町づくり規範』35年ぶりの改定版が完成
『町づくり規範』は、町並み委員会が新改増築などの町づくりに関する行為を審査するにあたり、規準としてきた町づくりの原則(パタン)集。1986年の「川越一番街まちづくり規範に関する協定書」に基づき、1987年4月10日に発足した町並み委員会が、1年後の1988年4月1日に67の...
福川裕一
2023年5月19日


伝建地区を目指す上での高い建物の問題:まちづくり制度の第一人者・弁護士の日置雅晴先生と堂跡あやこ先生に聞く
マンションなど高い建物があるため、伝統的建造物群保存地区(以下、伝建地区)になるのが難しいと言われているという相談が寄せられた。高い建物をどう扱うかは、伝建地区の指定のたびに論点となるポイントだ。この種の問題は、憶測で話しているより、制度を正確に把握するに限る。早速、建築・...
福川裕一
2023年3月5日


今年もやっぱりHUL:新潟・萬代橋周辺の景観を考える活動に参加して考えたこと
2022年は、1月23日の「第5回HUL連続シンポジウム:金沢の取り組みから、歴史的環境の今を考える」で始まった。そして6月の第45回全国町並みゼミ新潟市大会に続き、九州・沖縄(5.15、8.28、11.27)、中国・四国(内子、7.24)、関東(入間、11.19)、東海(...
福川裕一
2023年1月18日

内子の町並み、これまでとこれから
2022年7月4日(日)、愛媛県内子町で、はじめての中四国ブロックゼミが開催された。今年は、内子町の八日市・護国の町並みが重要伝統的建造物群保存地区の選定40周年。そのお祝いも兼ねたブロックゼミであった。前日の3日には、プレゼミとして、内子座で映画「坊ちゃん」の上映(愛媛国...
芳我明彦
2022年11月4日


自主条例を重ね、緻密な歴史環境保全システムをつくりあげてきた金沢、金澤町家保全活用条例のもと、歴史的建物の改修・活用が着々とすすむ:第5回HUL連続講座の記録
金沢の歴史的環境保全について、金澤町家研究会を主宰する川上光彦・金沢大学名誉教授から講義をしていただいた。歴史環境保全施策を切り拓き、今や歴史的建築物の改修・活用に邁進する金沢。もっと学ぶ必要があると認識を新たにした。 金沢市も、京都と同じように、重要伝統的建造物群保存地区...
川上光彦
2022年5月7日


インタビュー・シリーズ❷ 竹富島憲章のバックボーンとなった「うつぐみ」の精神:竹富島集落景観保存調整委員会の阿佐伊拓さん
各地で歴史まちづくりに取り組む方々へのインタビューをシリーズでお届けしています。全国町並み保存連盟では「集落・町並み憲章」の解説本の作成をあたり、18ある節のそれぞれに、もっともふさわしい活動をされている団体へのインタビューを載せるという方針で編集を進めています。解説本では...
阿佐伊 拓
2022年5月4日