福川裕一
2023年7月12日
谷中まちあるき/小樽プレゼミ/総会/八島花まちあるき これからの歴史まちづくりを考えた二日間
今年度の全国町並み保存連盟総会にあわせて企画されたイベントは、いずれも、これからの歴史まちづくりを考える上で、とても興味深いものだった。 総会の前日6月3日(土)は、10月に小樽で開催される第46回全国町並みゼミ小樽大会のプレイベントとして、谷中のまち歩きのあと、ズバリ「...
福川裕一
2019年12月9日
広がるHUL (Historic Urban Landscape) アプローチの実践、北京でシンポジウム
2019年11月14〜16日、北京・清華大学でICOMOS-CIVVIH[1]アジア太平洋地域シンポジウムが開催された。北京での開催は昨年の4月に続き2回目(前回については「町並みの国際関係事情」2018.4.21をご覧ください)。小規模とは言え、このような国際会議を去年に...
福川裕一
2019年12月6日
ベトナムの町並み保存の女性リーダー8名が訪日、各地で日本の女性リーダーと交流
「世界遺産になろうという町や村から来ているのに、もっと町並みが遺っているところへ行かなくていいの?」 「いや、これが日本の現実だ。」 「ふーん。」 「だいいち、今回は女性リーダーの交流だろ?、京都で小島さんと丹羽さんに会わずにどうする。」...
福川裕一
2019年5月28日
小樽100年プロジェクトが始動
小樽が再び動き出した。2019年5月25日、旧三井銀行小樽支店を会場に「始動!小樽100年プロジェクト・セミナー」が開催された。立ち見も出る盛況ぶりで、最後は「小樽の歴史的建造物と文化財を活かすまちづくり宣言」を採択、参加者一同、次のステップへ向け行動を開始することを誓った...
福川裕一
2018年4月21日
町並みの国際関係事情
日米首脳会談が終わり、日本の外交下手が際立つ今日このごろだが、私のささやかな町並み外交も元気なアジア諸国に圧倒され続けている。 先週末(4月13〜16日)、北京へ出向いた。“The First Official Working Meeting of CIVVIH...
戸田和吉(鞆・暮らしと町並み研究会)
2018年3月13日
重要伝統的建造物群保存地区になった鞆の浦:これまでの経緯とこれから
広島県福山市・鞆の浦からの報告が、初めて全国町並みゼミであったのは、1997 年(平成9)の第20 回村上大会だった。以来 20 年、昨年ついに国の重要伝統的建造物群保存地区選定に至った。この間、景観利益を認める画期的な判決を経て、広島県は埋立架橋計画を断念したが、推進派と...
福川裕一
2018年2月28日
妻籠宿保存50周年、 倉敷と金沢も50周年、今年は日本の町並み保存50周年
2月3日、妻籠宿保存50周年を記念する式典が南木曽会館で開催された。式典は三部構成で、第一部が記念式典。妻籠を愛する会・会長の小林俊彦さんの開会の辞、同理事の藤原義則さんの経過報告のあと、来賓からの祝辞そして感謝状贈呈が続いた。第二部は今年で42年目を迎える妻籠冬季大学講座...
丹羽結花
2017年12月21日
京都市京町家の保全及び継承に関する条例、制定に至るまでの市民の取り組み
全国町並みゼミ・名古屋有松大会前日の11月16日、画期的な「京都市京町家の保全及び継承に関する条例」が制定された。京町家所有者は,京町家を取り壊そうとする場合,できるだけ早い段階で京都市まで届出をすること、 届出後,京都市が、支援制度の情報提供や事業者団体等と連携して活用方...
山本玲子
2017年12月16日
八女に200人「第5回九州町並みゼミ八女福島大会」&「第5回まちなみフォーラム福岡」
「第5回九州町並みゼミ八女福島大会」&「第5回まちなみフォーラム福岡」が、9月30日(土)〜10月1日(日)に「おりなす八女」で開催されました。第29回全国町並みゼミ八女大会プレゼミをきっかけにして始まった九州町並みゼミは7年ぶり、第35回福岡大会をきっかけにして毎年開催さ...
事務局
2017年12月14日
今年度の峯山富美賞、丘如華・台湾歴史資源経理学会秘書長が受賞、全国町並みゼミ名古屋有松大会で贈呈
峯山富美賞選考委員会(片寄俊秀委員長)は、第二回峯山富美賞の受賞者として丘如華・台湾歴史資源経理学会秘書長を決定、第40回全国町並みゼミ名古屋有松大会で、選考委員の大森洋子理事をプレゼンテーターとして贈呈した。丘如華は、これまでの町並みゼミ参加の思い出のスライドを上映、会場...